リサイクルの方法
世界人口は増加傾向にあり、それに伴いゴミの量も増加しています。増えたゴミは燃焼させて処分しなければなりません。すると、温室効果ガスのひとつであるCO2が増加し、地球温暖化はますます加速されます。
そこで、ゴミやCO2を減らすための最も手っ取り早い手段として挙げられるのがリサイクルです。ここでは、リサイクルについて解説します。
お住まいの市町村の区分に従って捨てる
お住まいの市町村では、2007年の改正容器包装リサイクル法に準拠し、ゴミの捨て方について細かく指定されています。我が国では高度成長期以降、「大量生産、大量消費、大量廃棄」で発展してきた結果、最終処分場での処理が追いつかなくなるという状況に陥りました。
その状況を回避すべく、1995年、容器包装リサイクル法を制定。さらにその12年後、容器包装のゴミを3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進することを目的に、改正容器包装リサイクル法が施行されました。面倒に思うかもしれませんが、お住まいの市町村の区分に従って捨てるだけでもリサイクルにつながります。
コンポストで生ゴミを処理
近年は飽食の時代とも言われ、食べ残された多くの食料が捨てられており、その量は年間で2000トンにも及んでいます。もちろん、食べ残さないことが最も重要ですが、コンポスト容器に生ゴミを入れてたい肥を作り出すことで、生ゴミの量を減らすことができます。